こんにちは。
本日17時ごろ東京湾でマグニチュード9の地震が発生したという緊急地震速報が流れました。地震の規模は関東一円で震度7日本全国が揺れるほどの大地震という事になります。
気象庁がすぐに誤報でであることを発表したため、大きな混乱は発生しませんでしたが、実際に発生していたら大変な規模の地震でした。
まず何よりも、誤報でよかったと思います。もちろん誤報は大きな混乱をもたらしますが、実際に地震が起こって緊急地震速報が流れないよりは大分ましだと個人的には感じます。
ではマグニチュード9の地震とはいったいどんな地震なのでしょうか。
マグニチュード9の都市直下型地震とは
マグニチュード9の地震とは、本当に地球規模で地殻変動が起こるレベルの地震です。東日本大震災のマグニチュードがちょうど9と同じ規模になります。しかし、東日本大震災は三陸沖で起こったため、その震源地近くに陸地はありませんでした。今回の誤報はその規模の地震が、都市の直下で起こったというものでした。
都市直下型地震でいうと阪神淡路大震災が、マグニチュード7.2、局地的に震度7を観測した地震であり、地震の規模でいうと今回の誤報の1/1000のエネルギーという事になります。
阪神淡路大震災では、震度7を計測したのは神戸市と淡路島の一部でしたが、今回の誤報では北関東を含む関東全域が震度7、日本中で体に感じる揺れが起こるというものでした。
東日本大震災の地震の規模は過去世界でも観測史上4番目の大きさの地震であり、今回の誤報もそれに準じる日本が壊滅しかねない誤報であったという事ができます。
本当に誤報でよかったと思います。
もし本当に起こっていたら
もし本当にマグニチュード9の地震が起こっていたら関東中で阪神淡路大震災の際に起こったような規模の惨事に見舞われたものと思います。
記憶に新しい熊本大震災でも、震度7が観測されました。震度7は最大深度のため一定以上の地震はすべて震度7と表記されます。
今回の誤報では北関東を含む全域が震度7となるような誤報だったため、震源地近くである東京近郊の震度7は、熊本大震災や、阪神淡路大震災で日本が経験した震度7よりもはるかに大きい震度7であったろうという事が想定されます。度々になりますが本当に語法でよかったと思います。
普段から注意が必要
今回は誤報でしたが普段から地震に注意しておくことが重要です。もし今回の誤報レベルの地震が来た場合は正直、普段からの注意ではどうしようもないレベルだったかもしれません。
しかし、地震はいつ襲ってくるものかもわからないため、普段からの注意が重要です。
非常用の食糧、水などの確保や、実際に地震が起こった際の逃げる経路の確認など、普段から地震に注意しておくことが必要です。
今回の地震速報は誤報で本当によかったと思いますが、誤報を責めるのではなく、普段から注意しておくことが必要だと肝に銘じるいい機会だったと思って、私自身も地震対策について考えたいと思います。