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ポケモンGoの日本配信に期待するニッチな経済効果3選

こんにちは。

ポケモンGoの本配信が待ちきれないはたらいたです。ポケモンGoですがアメリカで発表されるや否や様々なニュースが世間をにぎわせています。おそらく日本で配信された日にはものすごい社会現象になるでしょう。そんな中今回は、恐らく全然話題にならないだろうニッチな経済効果を考察したいと思います。

シルバー世代のスマホ需要の増加

まず一つ目は、シルバー世代のスマホ需要の増加です。シルバー世代の携帯電話事情については、いまだにガラケーのみを使っている人が多いです。うちの両親も二人ともガラケーです。そんなシルバー世代がポケモンGoをしたいがためにスマホを購入するというポケモンGoシルバースマホ特需が発生する可能性が少しだけあると思っています。

もちろん、親が子供に持たせているガラケースマホに変えてほしいという子供の数のほうが圧倒的に多いでしょう。しかし、日本が目指している一億総活躍社会において少しでも多くのシルバー世代がポケモンGOに興味を持つことで、スマホ需要が高まるシルバースマホ特需が生まれることを私は願ってやみません。

東京一極集中型人口の解消

二つ目はポケモンGoの普及による東京一極集中型人口の解消です。ポケモンGoは3チームに分かれて拠点を取り合うゲームです。拠点の数は限られており、おのずから人口の多い東京では一拠点に対する競争率が高くなるでしょう。そんな競争力の高い東京で夢破れたポケモンマスターがUターンやIターンなどで地方を目指す、そんな可能性が少しだけあると考えています。競争社会の東京で揉まれたポケモンマスターは、東京では夢が破れたとしても、そんな中で戦ってきた経験があります。その経験を地方で生かし地方のポケモン拠点を死守するとともに地方経済に貢献する、そんな未来があってもいいと私は思います。

海外の先行ポケモンマスターの襲来によるインバウンド効果

三つ目は海外のポケモンマスターの襲来によるインバウンド効果の増加です。ポケモンGoが先行配信されているアメリカやオーストラリアなどのポケモンマスターには先行者利益があります。日本のポケモンマスターよりもアドバンテージを持った彼らが、黒船として日本のポケモンGoの拠点に押し寄せる可能性がわずかながらあると思います。円高による海外からの観光客減少が問題になっている日本にとってインバウンド需要増加の起爆剤になる可能性がります。

もちろん日本のポケモンマスターにとって黒船ポケモンマスターは脅威でしかありません。しかし、拠点周辺の観光地、商店などからすると彼らはインバウンド効果をもたらしてくれる大切なお客様に変身します。われわれ日本人は彼らをただの敵としてみなすのではなく、切磋琢磨すべきライバルとして、また日本にお金を落としてくれるお客さんとしてうまくやっていく必要があるのではないでしょうか。

 

 

これらの経済効果はどんなにポケモンGoが社会現象を起こしても決して話題にはならないと思います。ただ、ポケモンGoが日本で公開されることによりこういうニッチな経済効果を期待している人間が一人でもいることを思い出してもらえれば幸いです。