最近書店等でグルメマンガをよく見ます。
古くは美味しんぼ、クッキングパパなど古今東西様々なグルメマンガがありますが今回は変わり種なのに面白いそんなグルメマンガを紹介していきたいと思います。
設定が変わり種の面白いグルメマンガ4選
ダンジョン飯
ダンジョン飯は、ドラゴンに食べられた妹を助けるために、主人公のパーティがダンジョンの地下深くに潜っていく話です。
しかしその主人公が変わり者で、やたらと食料を現地調達したがります。
舞台がダンジョンなので、出てくる食材はモンスターばかり。
さすがに他の冒険者たちは食料を十分用意してダンジョンに挑むのですが、主人公は本人の趣向でモンスターを料理して食べていきます。
さすがにモンスター料理なので読んでいるこっちはそれほど美味しそうには感じませんが、モンスターを食べてみたいという少年心をくすぐる作品になっています。
異世界居酒屋「のぶ」
異世界居酒屋「のぶ」は、何かの拍子で店頭が中世の事につながってしまった居酒屋の話です。
その古都は内陸にあり、また中世の話なのでジャガイモとソーセージばかりでそれほど美味しい料理がありません。
そんな中オープンした居酒屋「のぶ」は瞬く間に異世界の人気居酒屋になっていきます。
日本人にはおなじみのおでんやお刺身、豚汁、ナポリタンなどを中世ヨーロッパ人が美味しそうに食べる姿は呼んでいるだけでおなかがすいてきます。
信長のシェフ
信長のシェフは玉森裕太(Kis-My-Ft2)さんを主演にドラマ化もされた人気漫画です。
何かの拍子で平成から戦国時代にタイムリープしてしまい、記憶を失ったフレンチ料理人ケンが信長の料理頭として戦国時代を生き抜く漫画です。
歴史上の人物が多数出てきており、物語も戦国時代の流れに沿って進んでいきます。
その要所要所でケンが活躍し歴史が動いていきます。
実氏とまた違った歴史解釈という意味でも面白い漫画です。
おかゆネコ
おかゆネコは一人暮らしの青年と一緒に暮らすネコが、主人にただひたすら様々なおかゆをふるまう漫画です。
そこに出てくるおかゆはレシピも紹介されているのですが本当においしそうなものから本当に食べられるのか不思議なものまで様々です。
でも大丈夫です。これらのおかゆは作者である吉田戦車さんが試食しているので全部食べられます。
視点が面白い変わり種グルメマンガ4選
目玉焼きの黄身 いつつぶす?
目玉焼きの黄身 いつつぶす?は料理自体ではなく、その食べ方に焦点を当てた漫画です。
主人公はタイトル通り、目玉焼きの黄身をいつつぶすか、カップラーメンの蓋は全部取るか半分残すか、などちょっとした問題にかなりのこだわりを見せます。
時には彼女を否定し、時には先輩と衝突しながら物の食べ方の流儀への見識を深めて?こじらせて?いきます。
ところどころに「あー分かる」が出てくる、食べ方のあるある漫画として凄く面白いです。
う
う はグルメマンガ家ラズウェル細木さんの書いたウナギ漫画です。
とりあえず主人公がウナギが大好きでことあるごとにウナギを食べようとします。
ウナギのかば焼きから白焼、肝吸いなどありとあらゆるウナギ料理を食べつくします。
私もウナギが好きなのでこの漫画を読んでいるとウナギが食べたくなってしまいます。
そのおこだわり俺にもくれよ
この漫画はグルメマンガではないのですが、ところどころにグルメ回があります。
一般人の物に対する変なこだわりを取材したノンフィクション作品で、ポテトサラダの食べ方へのこだわりやメロンの食べ方へのこだわりなど常人では理解できない、おこだわりを持った人たちが登場します。
例えばポテトサラダの男はポテトサラダを肴にお酒を飲むため、お箸一本でポテトサラダを食べることにこだわっています。
正直分からない世界です。
ある意味、上で紹介した異世界居酒屋「のぶ」よりも異世界感があります。
ゴハンスキー
ゴハンスキーは上で紹介した「そのおこだわり俺にもくれよ」の作者、清野とおる氏のゴハン愛を描いたノンフィクショングルメエッセーです。
他のグルメマンガと違うのはなんかよく分からない「ないないネタ」感が凄いのと、まずい時はまずいというところでしょうか。
自らグルメマンガの問題作と触れ込むあたり、作者や編集者にも自覚があるのだと思います。
ある意味、上で紹介した異世界居酒屋「のぶ」よりも異世界感があります。
まとめ
正直グルメマンガは今飽和状態ともいえるぐらいたくさん出ています。
うちはグルメマンガ大好き家族なので結構いろいろなグルメマンガがあるのですが、その中でもおすすめの変わり種だけど面白いグルメマンガを厳選して紹介してみました。
皆さんも気になるものがあればぜひ読んでみてください。