サッカーワールドカップ最終予選、日本代表対タイ代表戦で珍事が起きました。
タイ代表プラキット選手が3枚目の交代カード、切り札として投入されてからわずか12分でイエローカード2枚をもらい退場してしまったのです。
あまりのことにプラキット選手は放心状態、タイの監督も慰める他ありませんでした。
後半32分切り札として投入
プラキット選手はタイの3枚目の切り札としてピッチに投入されます。
両チームの選手が疲れている中プラキット選手は元気モリモリでボールを追いかけます。
そのスピードたるや他の選手の何倍にも見えるくらい生き生きしていました。
しかしそれが仇になりました。
後半40分左サイドで足を引っ掛け一枚目のイエローカードゲット
プラキット選手は元気一杯にボールを奪いにいきます。
しかしそれが仇になりました。
後半40分、日本の右サイドからの突破を許すまじとボールを取りに行ったプラキット選手、運悪く日本選手の足を引っ掛けてしまいます。
この反則に主審はイエローカードを提示、1枚目のイエローカードをもらってしまいました。
後半44分今度は右サイドで足を引っ掛け2枚目のイエローカード、退場
それでもプラキット選手は元気一杯です。
日本からボールを奪うためにピッチを駆け回ります。
しかしまたそれが仇になりました。
今度はまったくの逆サイド、日本の右サイドでまたも日本選手の足を引っ掛けてしまいます。
ピッチの左端で引っ掛けた後、今度は右端で足を引っ掛けたのですから途中投入とはいえたいした運動量です。
しかしそのプレーが悪質とみられ2枚目のイエローカード。
プラキット選手は退場になってしまいます。
これにはタイの代表監督も慰める他ありませんでした。
主審はACLで同じチームに4度PKを与えた変人だった
実はこの主審、この試合でも怪しげな判定が結構ありましたが、もともと変で有名な主審でした。
過去のACL柏レイソル対水原サムスンの試合で後半に水原に4度のPKを与えたのがこの主審です。
プラキット選手はそのことを知らなかったのか一生懸命になりすぎて、後半途中投入からの12分で退場という悲しい結末を迎えてしまいました。
今回の判定は日本に有利に働きましたが、ハンド見逃しっぽい判定や森重へのイエローカードなど、やはり変人ぶりを見せつけてくれました。
今回は日本が勝ったからいいもののUAE戦といいタイ戦といいアジアの審判のレベルアップは、アジアのサッカーの発展のためには急務だと感じる一幕でした。
プラキット選手には今後頑張ってもらいたいと思います。