アルカラが主宰する都市型ライブハウスフェスに行ってきました。
神戸を代表するライブハウス「神戸チキンジョージ」をはじめとして「SLOPE」「Varid」など三宮界隈のライブハウスを舞台とした、今年で第5回目のロックフェスティバルです。
ライブハウスに行くこと自体おおよそ10年ぶり、妻と二人で出かけました。久しぶりに体でバスドラムを感じた感想を見たアーティストごとに書いていこうと思います。
1.GRAPEVINE
まずはGRAPEVINEを見に行きました。会場はSLOPEです。
初めの会場はチケットごとに決まっており、私たちの場合は第2希望であるGRAPEVINEに当選したので見に行きました。
因みに第一希望はXニャパンでしたが、こちらは通らず。GRAPEVINE第一希望でXニャパンが当選した人もいるようなので、なかなか第一希望は通らないみたいですが、それでも第一回発売で当選したので相当運がよかったようです。
GRAPEVINEは彼ららしいミディアムテンポの曲中心で心地の良い時間を過ごせました。
MCの中で、「体力を温存しておいてください」というのがあったのですが、結果的にGRAPEVINEの厚意に本当に助けられました。
因みに私事ですが、GRAPEVINEは自分が一人でいった初めてのライブで、会場もSLOPEだったので本当に偶然ですがただただ懐かしかったです。
2.Suchmos
ネコフェス2つ目のライブ、目的地はチキンジョージ、直前までシークレットになっていたアーティストは今人気絶好調、バカリズムさんのマジ歌でもおなじみのSuchmosです。
当日まで知らなかったんですが、妻と一度は生で聞きたいなと思っていたバンドでしたので、チキンジョージに向かったのですがまあ人気からは当然の入場規制。
見ることができませんでした。
あきらめて「クラブ月世界」のボーカリストカラオケ大会にでも行こうかと思ったのですが、そちらも入場規制、ランチを予定してたお店が休業日、という状況もあり作戦会議の時間となりました。
入場状況と体力を鑑みて今日はチキンジョージ一択でという結論になりました。
3.ひめキュンフルーツ缶
ネコフェス3つ目のライブは、チキンジョージ、ひめキュンフルーツ缶を見ました。愛媛のご当地アイドルという事で愛媛とは縁が遠くない私は楽しみにしていたのですが、なかなか面白いライブでした。
アルカラが楽曲提供しているという関係もあり、アルカラの曲も歌ってくれましたし、ファンの人と一緒に作っていくアイドルのライブというのを生で見られたのは貴重な経験でした。
新たな経験としては「推しジャンプ」というスキルを知ることができたことです。
推しジャンプとは推しメンが歌っているときにファンがリズムに合わせて垂直飛びし続けることのようで、頭一つ抜け出すことにより、目が合う機会を増やすことが目的のようです。
イメージしにくい場合はマサイ族のジャンプを想像してください。9割ぐらいシンクロしています。
残念なのは、せっかく生で見ることができたひめキュンさんですが、メンバーがみんな卒業するとのことです。後述しますが出会いと別れ、それがテーマのネコフェスだったと思います。
4.夜の本気ダンス
私はよく知らなかったのですが、妻の希望もあり引き続きチキンジョージ。夜の本気ダンスを聞きました。これが本当にめっけもんですごくよかったです。ドラムの音合わせの段階から心を奪われてしまいました。
リズム隊がしっかりしているとのれます。主にドラムの人がしゃべっていましたが、結構滑っていました。
しかし「酉年の折り返しをチキンジョージで迎えることができてよかった。鳥だけに」というのは私は好きです。
毎年干支がありますが、もしどこかで使える機会があればぜひ、ワシのものにしたいと思います。鳥だけに。
曲も全体的にダンサブルで世界レベルだったと思います。
5.赤色のグリッター
これもチキンジョージ。妻の予想では夜の本気ダンスと同じぐらい人が入るだろうとのことでしたが、若干少なめだったかなという感じです。若さあふれておじさん少し気恥しくなってしまいました。
5.リバーシブル吉岡
今年の夏に活動休止(本人は事実上の引退とも)を宣言しているリバさんこと、リバーシブル吉岡さんのライブもものすごく盛り上がってよかったです。歌謡曲風のカラオケに乗せた歌謡曲風の曲もよく、歌もお上手で面白いライブでした。
中学生ぐらいのファンがいたことについては大丈夫かと思いましたが、何が大丈夫かという点についてはお察しください。
こちらも、活動休止前のライブという事で非常に出会いと別れというものを意識させるライブでした。
6.アルカラ
最後に見たのは、アルカラです。もう会場が押すな押すなの大混雑。パンパンの状態で外にまだ300人の待ちがいるというのだからすごい人気です。
私たち夫婦の目的もアルカラ、久々にライブを生で見たいというバンドに出会えたのですが、ここに来るまで時間がかかりました。
ボーカルの稲村さんも「出会いと別れ」についてMCをされていましたが、圧巻だったのはその演奏。アルカラだけで元が取れるぐらいの大迫力のライブでした。さすがライブバンド。
セットリストの最後の曲は「ミライノオト」一番生で聞きたいと思っていた曲だったので、正直鳥肌が立ちました。
感動で我を忘れるぐらいでした。
久しぶりのライブハウスでしたが、また機会があればぜひ行きたいです。
その時は体力づくりをしてもっと小さい箱も見に行きたいと思いました。
皆さんもぜひ来年はチケット争奪戦で戦いましょう。