こんにちは。
行列のできる法律相談所等テレビ番組で人気の大渕愛子弁護士が東京弁護士会から業務停止1か月の処分を受けました。
業務停止になった理由は依頼人から不当に着手金を受け取ったこと、行列の出来る法律相談所等テレビ番組でも活躍中の同弁護士、今後どうなるのでしょうか。
業務停止一か月は重い処分
通常、弁護士会の処分で一般的なものは一番軽い戒告が適応されることが多いです。戒告処分は、弁護士として不適切な行為があった場合に執行されます。この戒告処分については、ある程度軽度のものから適応されることが多く、うっかりミス等で戒告を受けることもあります。
しかしその次の段階である業務停止処分は、ある意味一線を超えた処分です。通常程度の弁護士として不適切な行為では戒告処分を超えることはまれであるといえます。そういう意味では業務停止一か月という処分は相当重い処分といえるでしょう。
業務停止1カ月とは1か月間弁護士としての看板を下ろさないといけないという事になります。進行中の案件も手放さなければなりませんし、顧問等をしている場合はそれも1か月間できなくなります。場合によってはそれにより顧問契約自体が打ち切りになることもあるでしょう。
行列のできる法律相談所などのレギュラーはどうなる
このように弁護士にとって業務停止一か月という処分は相当重い処分です。そのため、テレビタレントとしても活躍している大渕弁護士にとっては大きな痛手となるはずです。少なくとも行列のできる法律相談所で弁護士を名乗ることは業務停止期間中はできないはずです。
そうなると、テレビ番組の出演自体が難しくなるのではないでしょうか。大渕弁護士はメディア露出が多く、すでに収録済みの番組が多くあると思います。行列のできる法律相談所についても同様にすでに収録分があると考えるのが自然です。それが今回の業務停止一か月の処分を受けてどう放送されるのでしょうか。
次回の行列では居ないことにされるかも
収録済みの番組で出演者が不祥事を起こした際、編集によっていないことにされるのが一般的です。例えばスキャンダルを起こしたベッキーさんなどは一部の番組では居ないことにされていました。
しかし行列のできる法律相談所でそれをやるのは難しい気もします。その理由は席順です。行列のできる法律相談所では番組のレギュラー弁護士が4名、弁護士らしい席に座って並んでいます。そして大渕弁護士の席順は左から2番目です。これは編集も相当難しいのではないでしょうか。
ちなみに同番組で丸山弁護士が参議院選に出馬した時の放送では、彼の場所を黒く塗りつぶして放送した実績があります。
次回の行列で大渕弁護士がどのように加工されるのか、それともされないのか。注目したいと思います。
追記
その後行列をはじめとするテレビ番組の出演が見合わせになりました。いつまで見合わせるかはまだ決まっていないようです。
おそらくもう撮り終えているであろう今週の行列がどう放送されるのか気になるところです。