Hataraita.net

馬鹿なこととITと馬鹿なことと競馬と変な資格が好きです。でも馬鹿なことはもっと好きです。

見逃すと損をする、リオ五輪マイナー競技3種-陸上十種,近代五種,BMX

リオオリンピックが開幕し、初日からの日本人のメダルラッシュ大変盛り上がっています。

日本人選手の活躍もオリンピックの醍醐味ですが、もう一つの醍醐味は普段触れることのない見ていて面白いマイナー競技が実施されることもオリンピックの醍醐味の一つです。

今回はそんな見ているだけで面白いマイナー競技に的を絞って、見なければ損をする面白マイナー競技を紹介したいと思います。

陸上十種競技(競技日程は8/17~8/19)

陸上十種競技はマイナーというほどではないかもしれませんが、アスリートの総合力が問われる運動能力の高さを楽しめる競技です。

陸上十種とは100m,400m,1500mのラン競技3種、走り幅跳び走り高跳び棒高跳びの跳躍競技3種、円盤投げ、砲丸投げやり投げの投擲競技3種に110mハードルを加えた10種の陸上競技の総合得点で優勝を争う陸上の総合競技です。日本では百獣の王、武井壮さんが昔日本チャンピオンだったという事でも有名な競技です。

陸上競技の種目は多岐にわたります。短距離走の選手と、投擲の選手では全く体格が違う事からもそれは明らかでしょう。ラン競技、跳躍競技、投擲競技では必要とされる筋肉が違います。同じラン競技でも100mと1500mでは全く違う能力が求められます。そんな中陸上競技のゼネラリストとして総合力が問われるのが陸上十種です。

出場するそれぞれの選手がそれぞれに得意協議を持っているので競技ごとに順位が目まぐるしく変わります。そんなハラハラ感が陸上十種の最大の魅力。一番総合力の高い陸上選手は誰なのか、それを決めるのが陸上十種。

ぜひ注目してみてください。

日本からは右代啓祐選手が代表として出場します。世界トップ選手とは差がありますが、どれだけ活躍できるか期待したいと思います。

その他の注目の選手はアメリカのアストン・イートン選手。世界記録の保持者でロンドン五輪の金メダリストです。

競技日程は8/17~8/19。超人たちの熱い戦いに今から胸が躍ります。

近代五種(競技日程は8/18~8/21)

近代五種はマイナー競技ですが、歴史のある競技です。初開催は1912年のストックホルムオリンピックからという長い歴史を持っています。

近代五種はオリンピックの生みの親クーベルタン男爵が競技化を勧めた競技で、近代の19世紀の騎兵将校が行っていた競技を参考にとしてある意味兵隊として総合力の高いアスリートを決める競技です。

競技種目は、フェンシング、水泳、馬術、射撃とランニングを合わせたコンバインドの4種目で、陸上の十種競技よりもさらにバリエーションにとんだ種目で総合力を争います。

特に注目は最終種目のコンバインド競技、レーザーピストルを50秒以内に5回的中させた後に800m走を行う、というのを4回も繰り返す競技です。

コンバインド競技はそれまでの競技の点数をもとにスタート順が決まり、最初にゴールした選手が優勝です。

日本からは、三口智也選手、岩元勝平選手、朝長なつ美選手の3選手が出場します。男子二人が自衛隊体育学校所属、女子の朝長さんが警視庁所属というのも近代五種の成り立ちと相まって注目です。

その他の注目選手は、男子はダビド・スボボダ選手。ロンドンオリンピックの金メダリストです。女子の注目は、フランス代表のエロディー・クルベル選手。近代五種という総合力を問われる競技のアスリートにして美人アスリートです。天は2物も3物も与えたのでしょう。

競技日程は8/18~8/21まで、最強の戦士の誕生に期待しましょう。

自転車BMX(競技日程は8/18~8/20)

最後は自転車競技のBMXです。夏季五輪の中でスピード感とアクロバット間の両方を感じられる見ていて面白い競技です。初開催は2008年と若い競技ですがスリリングなレースが見られる非常に面白い競技です。

スピード感とアクロバット間というと、スノーボードクロスモーグルなど冬季五輪のイメージが強いですが、それと同じような、いやむしろ同時にレースに出場する選手が多い分それ以上のスリリングなゲームを期待することが出来ます。レース中転倒や交錯など危険と隣り合わせな面もありますが、そこがより一層レースの面白くしています。

日本からは長迫吉拓選手が出場します。日本選手権では5連覇している日本のトップ選手です。世界選手権でも結果を残しておりメダルに期待がもてます。

その他の注目選手はオランダのニーク・キマン。2015年の世界選手権優勝者です。

競技日程は8/18~8/20です。ぜひぜひお見逃しなく。

 

オリンピックは、普段見ることのできない競技に触れることが出来る貴重な機会です。開催場所がリオという事もありなかなか時間が合わないかもしれませんが、ぜひぜひこの三競技に注目してみてください。