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藤春のお笑いオウンゴールで2-2 リオ五輪男子サッカー日本対コロンビア感想

初戦ナイジェリア戦を落としあとがない日本。同じく勝利がほしいコロンビアと対戦しました。

日本は初戦の4-3-3から4-4-2にシステムを変更、選手も4人入れ替えオリンピック予選でやりなれた形で試合に入ります。

日本対コロンビア先発メンバー

日本の先発は

GK 中村

DF室谷 塩谷 植田 藤春

MF矢島 遠藤 井手口 中島

FW 興梠 浅野

 

ボランチに守備力のある遠藤と井手口を置き、前線にはスーパーサブかと思われた浅野を投入。手倉森監督のこの試合に賭ける姿勢が見られる先発陣です。

 

一方のコロンビアの先発は

GK ボリーニ

DF テシリョ アギラル Dバランダ マチャド

MF Kバランダ ペレス バリオス

FW グティエレス パボン ボルジャ

 

登録上は4-3-3ですが、フォーメーションの形はOAのポバンがトップ下に入る4-4-2でスタートします。

 

前半戦、ナイジェリア戦とは違うぞ日本

選手変更とシステム変更がはまり前半は日本ペースで進みます。まずナイジェリア戦と全く違うのが組織的な守備が前線からできるようになったこと、コロンビアの中盤でのパス回しに対して前線、中盤の激しいプレスで相手の自由にさせません。特に効いていたのが遠藤と井手口のダブルボランチ、相手の選手へしっかりと体を寄せて中盤でボールを奪い続けます。第一線のナイジェリア戦ではボールを避けて自動ドアかと思うような守備でしたが、全く別のチームのようです。

それに連動するように前線も躍動します。前半33分36分にはともに左sBの藤春が決定的なチャンスを迎えますが、ゴールには至りませんでした。

後半戦、藤春のお笑いオウンゴールと中島のスーパーミドルで2-2

後半開始時、コロンビアは選手2名を交代します。しかし日本の流れは変わりません。後半序盤も勢いそのままに、日本優勢で試合が進みます。後半開始直後には、前線で浅野が相手のボールを奪いシュート!惜しくもボールはバーに嫌われます。せめてはいるに一点が遠い。本当にドキドキする展開です。

58分試合が動きます。コロンビアが日本の守備の一瞬のスキを突き少ないチャンスからグティエレス選手のゴール。

さすが南米のチーム、少ないチャンスをものにして先制してきます。

ここで手倉森監督が動きます。矢島、井手口に代えて南野、大島を投入。攻撃的シフトに変更しました。

しかし先制された日本。慌ててしまいました。バランスを崩したところで相手に攻め込まれて藤春が何故か無人の味方ゴールにバックパス。

オウンゴール0-2になってしまいました。

藤春は本当にかわいそうな選手です。明らかに戦犯にされるようなオウンゴールです。トラップミスがころころと味方ゴールに入っていきました。

その後すぐ、ショートパスをつないで最後は浅野。浅野の落ち着いたシュートで一点を返します。これが前半に出ていればと思うと残念で仕方ありません。

その後も白熱したゲームが続きます。後半の73分には中島がペナルティエリア外からスーパーミドルシュートが決まり、日本は同点に追いつきます。

本当に藤春のお笑いオウンゴールが悔やまれます。藤春のお笑いオウンゴールさえなければ2-1です。でもお笑いオウンゴールがあるのでまだ同点です。

そして79分お笑いオウンゴーラー藤春選手が交代します。室谷選手が左SBに移り亀川選手が右サイドバックに入ります。

後半延長2分には浅野がキーパーと1対1になるも惜しくもセーブされそのまま試合終了となりました。

感想

この試合は、終始日本ペースで進んでいました。南米相手に試合を圧倒する素晴らしい試合だったと思います。

それだけにコロンビアのグティエレス選手、藤春選手の決定力の違いが悔やまれます。

少ないチャンスを確実にものをするその決定力はやはりどちらもオーバーエイジといえるでしょう。

しかしそんな中浅野選手のゴールと中島選手のスーパーミドルで最終節に望みをつないだのは良かったと思います。

やはりコロンビアのオーバーエイジ選手、グティエレス選手、藤春選手の決定力はU23の選手たちとは違いましたね。

日本は中二日でスウェーデンと対戦します。スウェーデン戦にもOA藤春選手が恐らく出てくることでしょう。藤春選手の危険なプレーに注意が必要です、

採点(主要選手のみ)

日本

GK中村  6 失点はどちらともノーチャンス櫛引との違いを見せた

DF植田 6 初戦から見違える輝きを見せるも2失点目相手のOAフジハルへのマークが甘くなった

MF中島  7値千金の同点ゴールは日本の望みをつないだ

FW浅野  6.5 1点目のゴールは見事。しかし後半はじめのシュートは決めたかった

 

コロンビア

FWグティエレス 6.5 同じOAのフジハルとともにコロンビアのOAの質の高さを見せつけた

DFフジハル 7.5(MOM) ワンチャンスで得点するとともに、コロンビアの決定的なピンチを2度も救った

 

 

 

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