日清がめちゃイケのスポンサー契約を契約期間中に解除するという話題が盛り上がっています。
原因は山本圭壱さん復帰回のワンシーン。岡村隆史さんが無抵抗の山本圭壱さんをぼこぼこに殴るボクシングシーンがやりすぎだったのでは、と言われています。
私もそのシーンを見ていましたが、確かに見ていて気分のいいものではありませんでした。降板の経緯から殴り返せるわけない山本さんを岡村さんが一方的にぼこぼこにしていたからです。
めちゃイケとしては山本さんの禊という形で放送したのかもしれませんがそれが逆効果だったのかもしれません。
日清はフルボッコに激怒したのか山本圭壱を避けたのか
しかし別の見方も出てきます。日清が山本圭壱を復帰させためちゃイケを避けたという可能性です。
私は個人的には山本さんの復帰に関していえば肯定派です。
こういう言い方をするとアレですが、山本さんの行いは許されるものではないと思いますが同様かそれ以上の事をした人が何食わぬ顔でメディアに復帰しているのが今のマスメディアです。
正直同じようなことをしてのうのうとテレビに出ている人間なんて吐いて捨てるほどいると思います。
一方で、山本さんのことを決して許されるものではないとして復帰を望まない人も多くいるというのも事実です。
そういう意見が多かったからこそ日清は火の粉を避けるためにスポンサーを降りた可能性もあるのではないかとも思います。
日清を襲った矢口CM炎上の影響
皆さんもご存知の通り、日清はつい最近自らがうったCMで炎上したという実績を持っています。
そのCMとは不倫で活動自粛をしていた矢口真里をCMに抜擢し、結果的に見る側に不倫を肯定するように見えるCMでした。
このCMは小林幸子さん、新垣隆さんなど、トラブルで世間を騒がせた人を抜擢し「馬鹿なことをやれ」というテーマで作られたものです。
そのシリーズの中に矢口さんのものもあり、やり過ぎだ、不倫を肯定する気かとネットで炎上し、日清は放送1週間でそのCMの放送の自粛を決定しました。
日清の今回のめちゃイケスポンサーの降板にこの影響があったことは想像に難くないでしょう。
日清は自身でネットの影響力、恐ろしさを体感しているのです。
話はそれますが、自身が炎上してもまだ「ネットは裏社会」と言い切れる鳥越さんのメンタルはなかなかのものです。
見上げた根性!
閑話休題。日清はネットの影響力の強さを知っているが上に今回の降板を決めたのではないかと私は思っています。
フジテレビ、特にめちゃイケは過去の岡村さんの「嫌なら見るな」発言でそもそもマークされている局、番組です。
そこに来ての山本さんの復帰、そしてフルボッコシーン。
自分が日清でも火の粉が降りかかる前に逃げ出したくなります。
もはや表社会になったインターネット
今やネットの影響力は裏社会というようなものではありません。ネットは世界中に広がっておりSNSやネットニュースなどを通じて情報が瞬時に拡散される社会になっています。
もしそれが炎上案件で、人の正義感に触れるようなものであれば即炎上します。びっくりするぐらい燃え上がります。
岡村さんが山本さんをフルボッコにした1億倍ぐらいはフルボッコにされます。
その影響力の高さはもはや裏社会ではなく、現実社会以上の表社会になっていると思います。
私はネットの正義感が怖いです。恐ろしいと思います。すごいフルボッコにします。私刑極まりないです。
正直やりすぎなんじゃないかと思う事もよくあります。
ある意味思想犯並みの熱気、妄信性を感じます。
でもそれが現実です。
そのため日清の判断はリスクマネジメントとしては間違ったものではないと思います。
一方で、本人が業火の如く炎上しながらもネット社会を裏社会と言い切れる鳥越俊太郎さんの鉄の心臓には畏怖の念を抱くばかりです。
[blogcard url=”http://hataraita.net/2016/07/30/judyong/”]