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根拠のない自信を持て-自信がない人に勧める3つのヒント

根拠のない自信を持てと言われても、自信がない人にとっては到底無理な話のように思えるでしょう。

しかし根拠のない自信を持つことは難しいことではありません。自信を持つことはすべての人間に与えられている権利です。

それを行使するために幾つかのヒントを紹介したいと思います。

アドラー心理学では誰でも生きているだけで人の役に立っている

アドラー心理学とは

アドラー心理学とは世界的に有名な心理学者で、最近日本でも流行っている心理学です。個人心理学ともいわれ、心理学の話によく出てくるトラウマという言葉を否定するなど、少し厳しい心理学であるともいえます。

アドラー心理学ではトラウマは存在しません。アドラー心理学ではいじめられトラウマから引きこもりになるのではなく、引きこもりたいからいじめられた過去を理由にする、といううタンスを取っています。

アドラー心理学では生きているだけで人の役に立っているためそれだけで自信を持っ権利がある

しかし一方でアドラーは「人は生きているだけで誰でも人の役に立っている」とも言っています。

生きていれば食べ物を消費しますし、電気も使います。生きているだけで誰かの役に立っているという事です。

さらに具体的に言えばあなたは水を飲むだけで水道局の役に立っているし、ご飯を食べれば農家や漁師の役に立っているのです。

少なくともそのことについては自信をもっていいのではないでしょうか。

アサーションの考えでは自信をもって自分の意見を自由に言う権利が人には与えられている

もう一つ、自信がない人に覚えてほしい言葉がアサーションです。

このアサーションの原則はコミュニケーションを円滑に進めるために「あなたは自由に自分の意見を表明する権利を持っている」という原則で成り立っているコミュニケーションスキルです。

少なくともこのアサーションという考えの中では立場や、環境などに関係なく「あなたが自信をもって自己主張する権利」を持っており、それを否定することは誰にもできません。

アサーションを深く勉強するともちろんそれだけではないのですが、基本原則として「自分の意見を畏友に表明する権利がある」という事を覚えておくだけでもあ、自信をもって人と接するヒントにはなるのではないでしょうか。

完璧主義になるのではなく小さな成功を積み重ねる

最後に紹介するのは最も具体的な方法です。自分に自信がない人の多くは理想を高く持ちすぎている傾向があります。

しかし完璧にすべてをこなす人間なんてこの世にはいません。誰かしら何かしらの欠点があるものです。

だからできないことに目を向けるのではなく、日々できたという小さな成功体験を積み重ねることが大切です。

自転車の練習でも初めのうちは10回やれば10回失敗します。そのうち、1回か2回上手に自転車に乗れるようになり、練習を続けているうちに自転車に自信をもって乗れるようになります。

自分に自信がない人も、自転車に乗れる人は自転車を普通に運転することに関しては自信がありますよね。

なんでもそれと一緒です。

少しずつ成功体験を積み上げていくことで自分に自信を持つことが出来ます。

 

自信を持つことは生活を楽にすることにつながります。

ぜひ皆さんも自分に自信がないと落ち込むのではなく根拠のない自信をもって生きてみてください。

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