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馬鹿なこととITと馬鹿なことと競馬と変な資格が好きです。でも馬鹿なことはもっと好きです。

未来の自分に会っても世界が消滅しないと思うのは私が実際に会ったから

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おかしなことを言っているのは重々承知の助です。

しかし私、自分の大学時代に未来の自分に会った気がしてならないのです。

夢でも何でもありません。

実際にあった話です。

当時は変なことを言うおっさんだなと思ったのですが、あれは未来の自分だったのかもしれません。

「俺みたいになるなよ」と私に言ったホームレス

大学3年生の頃です。大阪は梅田の話です。

仲のいい友達と飲み会をした後、3人ぐらいで駅に向かって歩いていました。

すると一人のホームレスさんが私に向かって一言声をかけてきたのです。

「少年、俺みたいになるなよ」と。

当時成人していますし少年ではないのですが、私は25歳ぐらいのときに未成年と間違われて競馬場で補導されかけたことがあるので、少年に見えたのでしょうか。

私は友達と本当にたわいのない話をしていました。

確かファッションの話をしていたんだと思います。当時私は上はアディダスのジャージに下はジーパンとジャミロクワイみたいな恰好をしていました。

ジャミロクワイというか今でいうサッチモスみたいな普通の格好です。

友達も系統は違うもののよく似たような格好をしていたと思います。

会話の内容的にも、見た目的にもホームレスさんが私を指名して「少年、俺みたいになるなよ」と言ってくる理由が全く分かりませんでした。

友達も、ホームレスに指名されてアドバイスされる私を見て「どうしたん?」と不思議そうにしていました。

あれは未来の私だったのかもしれない

当時はホームレスさんの言う事なんかまったく気にしていませんでした。

ちょうど、その半年後ぐらいに私が入って入いるゼミの教授に就職が決まった報告をしたとき「君は仙人にでもなると思っていたよ」と言われた事もあるので、そういう事は言われなれているっちゃ言われなれています。

なので当時は、なんか波長が合っちゃったのかなぐらいにしか思っていなかったのですが、今、私は鬱で休職しています。正直、先のことについては不安のほうが大きいです。

ふと思い返してみると、あれは未来の自分だったんじゃないかと思ってしまいます。未来の自分がタイムマシンで過去に帰ってきて、自分のようになるなと私に忠告したのではないかと。

其れであれば、同じような大学生3人の中で私を指名した理由も納得がいきます。

ただその場合、当時21歳だった私に「少年」と声をかけてきた理由が分からないのですが、私は基本的に馬鹿なので間違っただけだと思えば不自然ではありません。

未来の自分に会っても世界は消滅しない

さて、そうなるとある仮説が崩壊します。

時空を超えた自分に出会うと世界が消滅するという仮説です。

21歳当時私は、おそらく60歳過ぎぐらいでしょうか。40年後の自分に会ったという事になります。

もし、時空を超えた自分に出会うと世界が消滅するのであれば、10年以上前に世界が消滅しているはずです。

しかしあれから10年以上たった今、私も世界もこうやって存在しているのです。

だからこうやってブログをかけているし、今読んでもらえてもいます。

つまり、未来の自分に会っても世界は消滅しないのです。

過去の自分に会っても世界は消滅しないかどうかはわからない

しかし、未来の自分に会っても世界が消滅しないとはいえ、逆が成り立つかどうかはわかりません。

私はあれ以降、そのホームレスさんには会っていません。もしかすると私に「少年、俺みたいになるなよ」といった後、彼は消滅してしまったかもしれません。

もしかしたら、未来は変わっておらず消滅していないかもしれません。

それ以降彼に会っていないのでそれは確かめようがありません。

私は彼が自分の最期と引き換えに私に忠告をしに来たのかもと考えてしまいます。

もし彼が30年後の未来にいまだに残っているとしたら、私はまだ未来を変えられていないという可能性もあります。私には彼の忠告を真摯に受け止め、彼を未来から消してあげる義務があります。

少年が俺みたいにならないように無理せず病気を治して、早く普通の生活を取り戻したいと思います。