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腰痛必至、ダイニングでのPC作業を最低限の投資で少しでも楽にする その2 机周り編

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こんにちは。

日々快適なPCライフを求めているはたらいたです。

職場での作業環境は変えられなくても自分の作業環境は変えられる。

それはダイニングセットだったとしても変わりません。

お金をかけず、快適な机周りを実現する。そんなライフハックがあってもいいと思いまして今回は私のささやかな工夫を評価とともに紹介したいと思います。

快適なPC作業環境とは

さて最適なPC作業環境とはいったいどのような環境を指すのでしょうか。

人間工学、エルゴノミクスの考えからPC作業には後傾姿勢での作業がよいと言われています。

物書きや漫画家などの場合は逆に前傾姿勢がよいと言われています。

私の場合は前者のため、後傾姿勢の作業環境を整えます。

因みに目標は岡村製作所のクルーズ&アトラスのような環境です。

www.okamura.co.jp

 

しかしこのクルーズ&アトラスですが、個人が導入するには非常にエクスペンシブなのです。

 

この環境を普通のダイニングテーブルとダイニングチェアで実現する。それも目標予算は2000円。元の1/100で実現する。それが今回の目標でありゴールです。

脚の位置を上げるためフットレストを用意する

まずは、クルーズ&アトラスをよく観察します。

するとあることが分かってきます。それは後傾姿勢かつ、脚の位置が高いという事です。

しかし、ダイニングセットの場合椅子も机も高さを変えることはできません。いきなりのとん挫です。

ですが、目標のためには逆転の発想を持って臨みます。椅子の高さを下げられないのであれば脚の高さをあげればいいのです。

amazonの段ボール箱を重ねてフットレストを用意する 評価 ☆☆☆☆☆

そこでまず実行したのがamazonで書籍などを買ったときについてくる薄い段ボール箱を重ねてフットレストにするという手法です。

思いついたときはこれは妙案だ!と思いました。amazonの箱はちょうどいい薄さなので個数で調整できます。きっといいフットレストになるでしょうと思ったものです。

しかし、段ボール箱を重ねたフットレストは思った以上にダメでした。

まずへこみます。次に3段重ね以上にすると、重ねたところでズレます。足がぐらんぐらんで逆に疲れてしまいます。

残念ながら星は0です。

あまり使われていないバランスボールをフットレストにする 評価 ★★★★☆

amazonの箱を諦めた私は、フットレストの活用を諦めていました。

しかしそんなある日ひょんなことから素晴らしいフットレストを見つけたのです。

そのフットレストとは普段あまり使われていないバランスボールです。

 

EGS(イージーエス) バランスボール アンチバースト仕様 ポンプ付き ブルー 65cm EG-3062

EGS(イージーエス) バランスボール アンチバースト仕様 ポンプ付き ブルー 65cm EG-3062

 

 その日は偶然、バランスボールがダイニングテーブルの足元に突っ込まれていました。

ほんと邪魔だなあと思いながら、脚を載せてみるとどうでしょう。高さも、脚の重みで少しへこむ感じ(柔らかさ)もフットレストに最適じゃないですか。

ダイニングチェアを作業椅子にする場合、バランスボールをフットレストにするとすごく楽です。これはかなりの発見です。★4つです。

 

最大の難所リクライニング

さて、後傾姿勢の環境をダイニングセットで作り上げるための最大の難所が、チェアのリクライニングです。なぜならダイニングチェアはリクライニングしないからです。そもそもダイニングセットは食事用のものです。そもそも食事はどちらかというと前傾姿勢で行うものです。

そもそも全く逆の理念のもと作られた椅子、ダイニングチェアで仮想リクライニング環境を構築するのは難しいのです。

椅子の前脚の下にジャンプを重ねてリクライニングさせる 評価 ☆☆☆☆☆

そこで思いついた方法が、椅子の前足の下に少年ジャンプを重ねて物理的にリクライニングさせるという方法です。

そうすることによって、前傾姿勢ように設計されたダイニングチェアを後傾させることができます。

しかし、実践してみると落とし穴がありました。重ねたところがズレるのです。デジャビュです。安定感が全くありません。

正直、いつガタンとなるのか恐れながらの作業です。さらに、欲張って多めにリクライニングさせると後ろに倒れそうになります。

リクライニングチェアの場合でも勢いよくもたれかかると倒れそうに感じることがあります。

しかし、リクライニングチェアの場合はそれ用に設計されているために実際に倒れることがありません。

しかしこの物理的リクライニングダイニングチェアは、本当に倒れます。

実際に倒れました。自身がスローモーションになる中、後頭部を打ちそうになった寸でのところで左に身をかわすことで、何とか頭を守ることができました。

しかし、ダイニングテーブルの脚に弁慶の泣き所を強打し、そのあとのたうち回るという二次災害を引き起こしてしまいました。

そのため評価は☆0です。これは皆さんにも本当におすすめしません。

余った枕やクッションを合わせてリクライニング風にさせる 評価 ★★☆☆☆

そこでたどり着いたのが、うちにある使ってない余った枕やクッションを使ってリクライニング風の座面を形成するという方法です。

ダイニングチェアはそれなりに座面が広いのでクッションと枕の組み合わせでなんちゃってリクライニング風椅子を作ることができます。

しかし急ごしらえは急ごしらえでしかないのです。そのため、長時間座っていると不通に座っているより腰が痛くなります。変なところに体重がかかっているようです。お尻がベロンとめくりあがりそうな変な痛みがあります。

とはいえ後傾姿勢風の気分を味わうことができるので★二つとしておきます。

ただ実用性はありません。本当に気分の問題です。

 

結果0円で仮想クルーズアンドアトラスが実現!

そんなこんなで、今私は仮想クルーズアンドアトラスの環境で作業しています。

しかもかかった費用は家にあるものだけを使ったので0円。当初の目標を1億倍以上下回っています!正直気持ちはすごく満足です。この上ない充足感を感じています。

しかし、今左腕は痛いわ、お尻は痛いわ、首は痛いわ、体がすごくつらいです。

なんでこんなことになったのでしょう。

さっぱりわかりません。