こんにちは。
7月31日にサッカーオリンピック日本代表は午前4時半から仮想コロンビアを想定したブラジル戦を迎えます。
今回はリオ五輪ブラジルサッカー代表の中心選手、バルセロナのラフィーニャ・アルカンタラ選手のプレースタイルについて紹介していきたいと思います。
12歳からバルセロナの下部組織に、一家そろって一流スポーツ一家
ラフィーニャ・アルカンタラ選手は生粋のスポーツエリート一家に育った選手です。父は94年アメリカワールドカップの優勝メンバーマジーニョ選手。兄はサッカースペイン代表チアゴ・アルカンタラ選手です。(この兄弟はスペインとブラジルの二重国籍を持っています)また彼の母も元バレーボール選手で生粋のスポーツエリート一家といえるでしょう。
本人もサッカーの名門バルセロナのユースチームに所属し、その後頭角を現し、彼が18歳の時にバルセロナBチームに昇格します。その後出場機会を求めて恩師ルイス・エンリケが監督を務めるセルタに移籍、セルタでの活躍後、恩師とともにバルセロナに返ってきます。
バルセロナ復帰後も徐々に試合出場を増やしていき、現在ブラジルの期待の若手として成長が期待されています。
ラフィーニャ・アルカンタラのプレイスタイルは
彼のプレースタイルは一言でいうと何でもできるというところにあります。ドリブル、パス、シュート、フィジカル、全てにおいてハイレベルのクオリティを持っています。特にボールの持ち方のセンス、ボールを持ってからのアイデアが多く、才能では兄を超えるといわれているバルセロナ期待の選手です。
身長はそれほど高くないのですが(174cm)フィジカルとボールの持ち方がうまくめったにボールを取られることがありません。また、相手がボールを止めようとするとどうしてもファールになることが多く、それによりチームに多くのチャンスをもたらします。身長のわりに空中戦も強く穴のない選手といえるでしょう。
またその性質からポリバレント性が高い選手という事も言えます。ポリバレント性が高いとは様々なことがハイレベルでできるためいろいろなポジションをこなせるという事です。オリンピックサッカー代表は登録選手枠が18人とワールドカップなどに比べて出場できる選手の数が制限されています。そういう意味においてもポリバレント性が高い彼の活躍する機会は多くなると予想されます。
すでに世界のトップチームで活躍しており、名前もよく知られた選手ですが、今回のリオ五輪サッカーにおいてブラジルチームの中心となる選手だと私は思っています。
ぜひ彼のプレーに注目してください。