両チームグループリーグ突破には勝つしかないサッカーリオ五輪日本対スウェーデンの試合。ナイジェリア対コロンビアの結果次第では勝っても突破はできないものの少しでも望みをつなぐために日本はスウェーデンと戦いました。
両チームスタメン
日本
GK 中村
DF 室谷 塩谷 植田 亀川
MF 南野 遠藤 大島 中島
FW 浅野 興梠
スウェーデン
GK リンデ
DF ルンクウィスト ミロセビッチ コナセ ウネラーション
MF ハリリ ティブリング フランソン クアイソン アイダノビッチ
FW イシャク
前半戦 日本押し気味も前半はスコアレスドロー
スタメンを見ても日本は前半から勝負をかける布陣。後半の絶対的なジョーカーが居ないのが気になりますがそこは藤春だと思いましょう。
そのスタメン起用の通り日本押し気味で前半戦を進めます。日本は多くのチャンスを作るものの、スウェーデンの高い守備力に阻まれます。
一方のスウェーデンはフィジカルを活かし攻撃を仕掛けるものの日本も得点を許しません。
どちらのチームも決定的なチャンスがないまま前半戦を終了します。
この段階でグループリーグもう一試合のナイジェリア対コロンビアは０－１でコロンビアリード。
このままでは勝敗にかかわらず日本はグループリーグで敗退が決定します。
後半戦 矢島のゴールで日本先制
後半早々手倉森監督が動きます。
後半12分に南野に変えて矢島、後半16分には浅野に変えて鈴木武蔵を投入します。
この交代が的中、相手のスタミナ切れもあり、後半20分に矢島のゴールで先制します。
さらに後半24分には大島の川崎ルーレットから亀川、クロスに再び矢島、フリーでヘディングシュートをするもサイドネットに嫌われます。
30分には右サイドからのクロスに完全にフリーになった興梠が左足でシュート、ゴールキーパーに阻まれます。
31分にはコーナーキックから植田がゴールネットを揺らすも、その前の鈴木武蔵のプレーがファール。残念ながら追加点とはなりません。
後半32分にはFWの興梠に変えて守備的MFの井手口を投入。手倉森監督守りを固めるとともに藤春の出場はなくなってしまいました。
システムを4-5-1に変えた日本はペースをスローダウン、無理に攻めずにボールをキープし始めます。
後半40分には鈴木武蔵が相手コーナー近くでボールキープを試みますが、キックが大きくなりそのままゴールラインを割ります。
鈴木武蔵選手はあまり足元が上手じゃないきがします。
後半42分には中島が1対1の決定的なチャンスを迎えるも相手GKにはじかれてゴールならず。
後半43分には鈴木武蔵が完全に抜け出すもトラップが乱れ相手DFにボールをクリアされます。
やっぱり鈴木武蔵選手は足元が上手じゃない気がします。
後半45分、鈴木武蔵選手に絶好のボールが入るも、トラップが長くなりゴールラインを割ります。
やっぱり鈴木武蔵選手は（以下略
終盤あとがないスウェーデンはロングボールを中心に怒涛の攻撃をしてきます。
しかし日本も冷静にボールをキープし1-0で日本はスウェーデンに勝利、リオ五輪初勝利を手にしました！
コロンビアがナイジェリアに勝利し決勝トーナメント進出ならず
日本は見事勝利し、勝ち点3を手にしたものの、やはり余裕を持ったアフリカ勢は信用なりません。
コロンビアがナイジェリア相手に2-0で勝利し、日本は残念ながらグループリーグで敗退しました。
しかし、最終戦勝利で終われたのはよかったと思います。終盤のゲームマネジメントも見事でした。
この勝利は今後につながっていく勝利だと思います。
このグループは各大陸予選1位プラス南米の強豪コロンビアが集まる死のグループと呼ばれるグループでした。
そんな中で1勝1分け1敗という結果は決して悪い結果ではありません。
しかし、3試合ともゲームをコントロールしながらも自らのミスで勝てる試合を落としてしまったのは若さが出てしまったのだと思います。
（失点の多くにオーバーエイジの選手の選手が絡んでいましたが）
3試合総力戦ですべての試合で先発メンバーがが変わる中、ある程度ゲームを支配できたことは今後のA代表にもつながってくると思います。
最後に日本の意地を見せたスウェーデン戦。
この試合に出られなかった藤春選手が無念でなりません。
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