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馬鹿なこととITと馬鹿なことと競馬と変な資格が好きです。でも馬鹿なことはもっと好きです。

14時間労働+通勤5時間を1年間続けてわかったこと

こんにちわ!

脳みそぶっ壊れマンです!

冗談はさておき、私は一年ほど前まで14時間労働+通勤5時間という生活を1年間続けました。

結果的に脳みそがパッカーンしたですが、それはさておき継続は力なりという事でいろいろなことが分かりました。

そこで今回は一日のうち19時間を労働に費やすと人間はどうなってしまうのかというのを発表したいと思います!

固形物が食べられなくなる

まず一つ目の変化は食に関するものです。19時間労働を続けているとどんどん食が細くなっていきます。

初めは牛丼の並盛を残す程度の食欲になります。大体6カ月もするとスーパーの3個入りの稲荷寿司が食べきれなくなります。

大体9カ月を過ぎたころからは、固形物を食べることが出来なくなります。

食べるという事が、ただの生きるための栄養補給に変わった瞬間です。

そうなると人間は食べやすいものしか食べなくなります。

私はそれ以降、栄養ドリンクとウイダーインゼリーで毎日を過ごすという生活をしていました。

別にそれについて、自分でも何にも不思議に感じないのです。

しかし周りには不思議だったようで、、、

結果あだ名がヘラクレスになる

社内での私のあだ名がヘラクレスになりました。頑張っているからとか屈強だからヘラクレスというわけではありません。

いつもゼリー状のものばかり食べていてヘラクレスオオカブトみたいだからヘラクレスです。

水分の多いものはまだ食べられるので夏はお昼御飯がカットスイカという事もありました。

それもきっと悪かったんだと思います。

最終的に私のあだ名ヘラクレスは社内中で通用する公的なニックネームになっていました。

今思うとグレゴール・ザムザaikoに続いて3人目の公認カブトムシです。

それについて怒っていいのか喜んでいいのか分かりませんが、その時はそれに対していかなる感情も持ち合わせていませんでした。

結果ダイエットができる

主食がゼリーになることによりもう一つの副次的な効果がありました。

女性の皆さんは必見です。

結果的に私は1年で8キロ痩せました。1年間で8キロのペースなので比較的健康的なダイエットです。

昔断食ダイエットをしたことがあるのですが、その時は3日で3キロ減でした。

つらさは19時間労働ダイエットのほうが上ですが、1年で8キロなので健康的に痩せることが出来ます。

感情を無にする能力を得る

これは大体9カ月目ぐらいからやってきます。大体ゼリー食になるころには感情が無になる時間が多くなってきます。

もう少しで悟りを開けるんじゃないかというところまで行きましたが、体がそこまで持ちませんでした。

今思うと残念です。

こうやって文面に起こしてみると、まるで仙人の修行のようです。お金をもらって仙人の修行ができると思うとそう悪いものではないと思えて来ますが、現実はそう悪いものです。

世間のことに疎くなる

ほとんどの時間仕事をしているか通勤しているか寝ているかに費やしているので世間の情報に疎くなります。通勤時間中は疲れ切っていて情報収集どころではありません。

そのため、世の中で起こっている凶悪な事件、悲惨な事故、人々が一喜一憂するイベントなどすべての現世の出来事に疎くなっていきます。まさに浮世離れしているような感覚にどんどんなっていきます。

こうやって文面に起こしてみるとやっぱり仙人の修行のようです。

昔、就職が決まったとき大学の先生に「君は将来仙人にでもなると思ってたよ」といわれて傷ついたことがあるのですが、実際に仙人になりかけてたのかもしれません。

脳みそがぶっ壊れる

そしてほぼ一年が経過したところで脳みそがパッカーンとなってしまいました。

人間からカブトムシに進化し、仙人になりかけたところで脳みそがパッカーンです。

桃太郎の桃のようにパッカーンとなってしまい、それ以降仕事に行けなくなってしまいました。

やはり通勤を含め19時間労働というのは無理があるようです。

結局仙人にはなれずじまいでした。今思うと勿体ないことをしたと思います。

でも何が勿体ないのかはいまいちわかりません。