本日9/1 19:35から、いよいよサッカーワールドカップ最終予選が始まります。
大事な初戦、日本はアラブのお金持ちUAEとホームで対戦します。
日本優位の試合になると予想されていますがW杯予選は何があるかわかりません。
そんなUAE代表の中でも注目はオマル・アブドゥッラフマーン選手です。
今回はそんなオマル・アブドゥッラフマーン選手を紹介したいと思います。
UAEが生んだ天才左利きの司令塔
オマル選手はUAE代表で若干24歳にして10番を背負う天才司令塔です。
利き足は左利きで、華麗なボールタッチからドリブルやパスで多くのチャンスを生み出します。
日本人が想像する典型的な司令塔タイプの選手で、現代サッカーの潮流とは少し外れたファンタジスタタイプの選手です。
髪の毛ももじゃもじゃのアフロヘアーでスター性があります。
抜群なテクニックを持つ一方、運動量の少なさや、フィジカルの弱さなど弱点もあり、中心選手にしないと活躍しないタイプかもしれません。
なんというか、マリノスで活躍したての頃の中村俊輔選手みたいな印象を受けました。
そういえば、中村選手も若いころは髪の毛がモジャモジャでした。
しかし、そんなオマル選手ですがUAE代表ではしっかりとした中心選手です。
戦術オマルになる可能性も十分にあります。
そこをどうケアするかが、勝負の分かれ目になるかもしれません。
日本代表、柏木ももじゃもじゃを警戒
UAE代表選に向けてのインタビューで、柏木選手もオマル選手への警戒を強めています。
「中心選手はつぶさないといけない。もじゃもじゃのやつをだれかがつぶして、あいつが出て行ったところのスペースを使えればいい」
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相手選手の事を「もじゃもじゃのやつ」というところが、柏木選手っぽいですが、UAEの前線の選手のクオリティには日本代表も警戒しています。
残念ながら柏木選手は、UAE戦にはけがで出られそうにありません。
しかし代わりに出る誰かがモジャモジャをつぶさないといけないのは柏木選手の言う通りでしょう。
なぜ、オマル選手は欧州移籍しないのか
でもそれだけの選手であるオマル選手はなぜ欧州移籍しないのか、という疑問がわいてきます。
これは、UAEがお金持ちという事が関係しています。
オマル選手はUAEのスター選手です。そのため、クラブが設定する移籍金がアジア人としてはかなり高額に設定されています。
これまで興味を示したクラブは、マンチェスターシティ、バルセロナ、アーセナル、リヴァプール、ベンフィカなど早々たるクラブが名を連ねます。
オマル選手は欧州移籍できないというよりもしないと言った方が近いのかもしれません。
日本はどう対応すべきか
これは柏木選手も言っている通り、「誰かがもじゃもじゃのやつをつぶす」ほかないと思います。
自由にさせると、天才的なドリブル、パスで日本の隙を突いてくる恐れがあります。
柏木選手は怪我で出場できないので、他にボランチで出場する誰かがしっかりとモジャモジャのやつをつぶす必要があるでしょう。
長谷部選手か、山口選手か誰になるかわかりませんがモジャモジャのやつを自由にさせないことが日本の勝利に近づく条件です。