この前、生まれて初めて接客というものを体験しました。
というのも知り合いに頼まれて、スポーツ施設のレストランでの接客をすることになったのです。
私も不安神経症で、体調がすぐれない時期が続いたものでリハビリもかねて接客を行ってきました。
特に調子が悪かった時は、対人の不安が大きく心配だったのですが、いつもの投薬服用のおかげもあり無事任務を遂行することができました。
会員制スポーツ施設のレストランでの接客
私が体験したのは、会員制スポーツ施設のレストランでの接客でした。どうしても人が足りないという事で急きょお手伝いに。
そもそも、接客の経験もないし、まして言えばほとんど外食しない人間なのでお客さんとしての絶対的な経験もない状況。
ただ、会員制スポーツ施設という状況がよかったのでしょう。お客さんの質も親切な人が多く思ってたほど悪くないし、繁忙の時間帯も分散されており、何とかこなすことができました。
正直不安に駆られるタイミングも多々ありましたが、お薬のおかげでその不安も抑えられた状況で楽しくお客さんとお話しすることもできました。
専門用語がちんぷんかんぷん
本当に初めての業界だったので、専門用語がよく分からず、そこは苦労しました。
特にショックを受けたのは、シルバーという専門用語です。
トレーナーの方から「シルバーはこのバケツに突っ込んで」と言われて私は勘違いしてしまいました。
調理場には60歳を超えたような、パートのおじいさんやおばあさんが何人もいました。また、レストラン外で働いている、外勤のおじいさんおばあさんもたくさんおり、一瞬その人たちをバケツに突っ込む老人虐待のお仕事をしないといけないのかと、はらはらしました。
でも、なんてことはありませんでした。シルバーとはシルバー人材の事ではなく、スプーンやフォークなどの銀製食器の事で、洗い方が変わるから洗剤の入ったバケツに突っ込むという意味でした。
老人虐待のお手伝いをするのかと思えば、別になんてことはない食器の分別で、私は安どで胸をなでおろしました。
お客さんの笑顔は確かに元気をもらえる
メニューの中に何種類か、写真より見た目のインパクトがあるものがあって、それを頼んだお客さんは大概驚いて、笑顔になって盛り上がっていました。
それをお出しすると、周りのお客さんも含めて笑顔になるので、配膳していてこちらもいい気持でお手伝いすることができました。
たまには接客も悪くない
私自身比較的コミュ障なので、これまで完全に除外してきた職種でしたが、手伝いという事で何とか頑張れました。ブイ!
感じたのは、ボッチのコミュ障でも意外といけるぞ、という事で、お客さんは意外と敵ではないという事です。
幾つか大小の失敗をしてしまいましたが、それでも寛容に対応してもらえてよかったと思います。
正直体調を崩していたときは周りの人間がすべて的に見える時期もあったのですが、それは乗り越えられたのでしょう。人との触れ合いをそれなりに楽しむことができました。
当たり前のことですが、個人的には大きな進歩だと思います。ブイ!
島村はたらいた月、頑張りました!ブイ!